海底にある小さな窪み。特に、火山起源のものをカルデラという。
27°15′N、127°03′E。水深1,665m。沖縄舟状海盆中部の伊平屋海丘群の南方35kmにある直径5kmの窪地。海穴北東斜面の水深1,550m付近で、海底熱水鉱床と共に高さ3mのホワイト・スモーカーをはじめとする沢山のチムニーが発見されている。ブラック・スモーカーの基部からは、閃亜鉛鉱、方鉛鉱、黄銅鉱などが知られる。熱水の噴出点の周辺には、熱水噴出孔生物群集がみられる。[海6315]